ダメ社会人のダメじゃないかもしれない毎日

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『君の名は。』観てきたよ。名作だったよ。ネタバレ含むよ。

こんばんは。こんばんは。明日休みだから夜更かししながら書いてます。ネタバレ含むから気をつけてね。

 

昨日ようやく『君の名は。』を観ることができました。いやーもう感想はたった一言、「最高」これだけです。間違いなく僕はあと2回は映画館で観ます。

 

TV番組でも話題になっていた美しい絵と音楽。これぞ新海誠!!と言わんばかりのクオリティでした。水筒に注がれたお茶のシーンなんてまるで実写化といっても過言ではない液体の表現でした。

 

いわゆるセカイ系と呼ばれる要素とタイムトラベルのSF要素、そして恋愛要素。この3要素が見事なバランスで描かれていました。音楽も大変素晴らしく冒頭から一気に物語に引き込まれました。

 

セカイ系といえばポストエヴァとも呼ばれ、日本のサブカルチャーにおける物語の類型の1つです。主人公とヒロインの間で起こる問題がそのまま世界の危機、人類の危機に直結するという物語構成であり、たいていの場合、その中間にあるはずの社会の動き、大人の動きはほとんど描かれることのないため、お手軽に話のスケールを大きく膨らませることのできる手法です。まあ僕は嫌いじゃないジャンルです。

 

一体何でこのオタクの方々向けのジャンルを主軸に据えた物語がいわゆるリア充の方々にウケたのでしょうか。僕が推測するに1つは音楽担当がRADWIMPSである事。ですがこの理由は少し弱い。

 

オタク向けでありながら、「萌え」の要素が最低限を残して物語から排除されている事ではないでしょうか。例えば主人公のバイト先に年上美人な女性がいますがおそらくアニメファン層を狙っていたらもう少し女性の露出が増やされバイト先もあんなオシャレなレストランではなかったでしょう。つまりオタクにも納得できリア充にも許容できる範囲にまで「萌え」を昇華させ、別物にしていることが成功の秘訣ではないでしょうか。

 

まあここまでタラタラと書きましたが結局は一言に収まります。「最高でした」